「負けず嫌い」という言葉はよく聞くのですが
最近、「負け綺麗」という言葉を聞きました
世の中の多くのことは、勝つ時もあれば、負ける時もあります
常に勝ち続けることは不可能でしょうから
負ける時だってあります
負ける時には、「いかに綺麗に負けるか」ということを言いたい言葉なのかなと思いました
深みのある言葉だなと思い、好きな言葉になりました
この言葉を聞いた時に、思い出した句がありました
木戸孝允の句で、「世の中は 桜の下の 相撲かな」というものです
これは、桜の下で相撲を取ると、勝った人は桜は見えなくて、負けた人は桜の木の下に仰向けに倒れて、桜をいっぱい見ることができる
そういうことを表現しているらしいです
木戸孝允が、国事に奔走する若い仲間に送った歌だということですが、勇気の出る句だと思います
大河ドラマの「西郷どん」は、毎週楽しみに見てます
木戸孝允は、玉山鉄二さんが演じており、渋い演技がいい感じです
これから明治新政府内のドロドロとした権力争いを、ドラマでどう表現されるのか
個人的にはかなり楽しみにしています